幸せの基準

いつものティーラウンジで大天使ラファエルが待っていてくれる。

今日は『幸せの基準』について聞いてみたいな。

私はラウンジの席の窓辺に佇んで外の景色を眺めている大天使ラファエルに声をかけた。

彼は振り返って応えてくれた。

こんにちは大天使ラファエル。今日はありがとうございます。

やあ、待ってたよ。ここからの眺めは結構好きなんだ。

綺麗な所ですね。

そうだろう?…座ろうか?

私達は窓際の席に向かい合って座った。

天界には綺麗な場所がたくさんあるのですか?

とても美しいよ。地上にも美しい場所はたくさんあるけれどね。


地上と変わらない場所もあるだろうし、何より地上と違って重力の感覚がないから、高い場所でも恐怖心は感じない。

綺麗な景色を見ると幸せな気持ちになりますね。

ところでラファエルはどんな時に幸せを感じられますか?

人の幸せな笑顔を見る時かな。

大切な人ならなおさらだよ。

大切な人に泣いてほしいとは思わないだろう?

大切なら幸せな笑顔が見たいよね。

      私 「そうですね。

でも人によって幸せの基準が違う時があるので、戸惑う事があります。」

『幸せの基準』か…そうだね、人によって基準はまるっきり違うよね。

価値観の違いは大きいだろうな。

だけど例えば虫の居所が悪い人にとっては、憂さ晴らしが幸せの基準になっているかも知れないし、まあ…その時だけの事だったとしても、

そういう場合は幸せの基準が違うと付き合いづらいよね。

誰かと一緒にいて、何も話さなくても幸せだと感じられる時、いわゆる波長が合うというのかな。

とても…あぁ幸せだと感じるよね。

幸せってそれ自体に形があるわけではないから、出してお互い確かめることは出来ない。

でもだからこそ自分は何が幸せなんだろう?

何を見て幸せを感じるんだろう?

それぞれ違うと思うよ。
それに地上では年齢や性別、国の違いによってもそれぞれ事情が違うと幸せの基準は違ってくるよね。

分かりにくいのは、家族間でも波長が極端に合わないとき、幸せだと感じる基準が違ってくるから、そういう場合は自分軸を大切にすることだね。

  私は大天使ラファエルと話しながら、自分の幸せの基準について考えていた。

「私はどんな時に幸せを感じているんだろう?」

ラファエルを見つめながら、こんな風にラファエルの笑顔を見ることが出来る幸せに浸っていた。

      私 「今日はありがとうございました。」

またおいでよ。いつでも話せるから。

私はラウンジのドアを開けて振り返りながら、大天使ラファエルに手を振って挨拶をした。

  ラウンジのドアを開けて振り返った時、見送ってくれるラファエルの笑顔で思わず言ってしまった。

      私 「また来ます!」

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