悲しみの感情

辛いことや悲しいことがあったとき、涙を流すことはとても良いことなんです。
でも、あまりにも辛すぎる出来事があったとき、場合によっては記憶を無くしてしまったり、感情を表に出せなくなることがあります。
私の場合も、子供の頃の性的な虐待などの記憶を、今までに2回程無くしてしまっています。
2回、と書きましたが、実際はいつからいつまで記憶が抜けて居たのか、いつ思い出したのか、分からないことはいくつかあります。
大天使ラファエルと話すようになって、自分の過去を少しずつ思い出し、受け止めて感情を吐き出す事を、まる5年程かけてしてきました。
どんな風に思い出したのか、どんな風に話ながら吐き出したのかは、あまりにも複雑すぎて、説明することが困難ですので、今後少しずつ考えていきます。
でも、大天使ラファエルの癒しを受けて、彼の話を聞いていて感じたことは、『自分の過去の事は、自分が受けとめなければどうしようもない』という事でした。
彼が言うには、『私達は人間が自分自身のことを受け止めるためのサポートをするだけです。たとえどんな人生を歩んでも、自分自身が選択していく勇気を持つことはとても大切な事です。』という事でした。
人によって価値観は違いますし、親しい人でも、親子でも価値観の違いから、意見が食い違う事はあります。
それでも、守ってくれる彼らは必ずそばにいます。
たとえ彼らの言葉を聞き逃して、困難な道を歩んでも、彼らは守ってくれています。
私は、両親に対しての複雑な気持ちを吐き出し、思い切り泣きました。
そんな絶望感で、もう何もかも受け止められない、もうこれ以上無理だと思ったときも、天使は守ってくれました。
悲しみを抱えて、先の見えない道に迷っているとき、彼らは必ずそばにいてくれます。
彼らの癒しで、私は無償の愛を体験しました。
この事実を、どうやって人に伝えれば良いのか、ハッキリ言ってまだまだ手探り状態なのですが、天使たちは…いえ、皆さんの信じている目に見えない存在達は、実際に存在しています。
価値観の違う場合、その人の価値観に合わせて彼らは姿を現したり、言葉を伝えたりします。
だから、スピリチュアルな体験をした人の話がそれぞれ違うのは、当たり前の事なんです。
上手く説明出来ていないかもしれませんが、理解出来る姿でなければ、彼らが姿を現しても分からないでしょう?
ですから、亡くなった人の霊を信じている人には、そのような姿で現れ、天使には羽根がある、と思う人の所へは、羽根のある天使の姿を見せるのかもしれません。
ただ、私の場合、天使には羽根があると思っていたにも関わらず、彼らに羽根が無いと知っても、彼らを天使ではないとは思いませんでした。
それどころか、知っている人達という感覚しかありませんでした。
話がかなり飛んでいますが、悲しいと思うとき、守ってくれる存在達も、一緒に泣いています。
『声を届けたい、メッセージに気づいてほしい、ここにいるよ、誰よりも一番そばにいるから、元気を出して…』
悲しみは、天使と一緒に吐き出してください。
彼らはきっと、受け止めてくれています。