課題の分離

他人の課題を自分の事のように考えていませんか?

課題といえば誰でも何かしらの課題を持って産まれてきた、という話を聞いたことがありますが、

今回はAさんとBさん、性格もタイプも違う二人に登場していただいて、書いてみたいと思います。

【それぞれの視点~ものの見方と感じ方の違い】

AさんとBさん、二人の人がいたとします。

二人にとって共通の同じひとつの出来事をどんな風に視るか、どう感じるかはそれぞれの人の育ってきた環境や年齢、産まれた年代にもよりますし、価値観や考え方もそれぞれ違うので、分かっているようでお互いに全く別の事を考えていたということはよくある事だと思います。

例えばAさんは、「一般的にこうである」ということを基準に生きている人で、それが当たり前に生きていたので、その考え方についていちいち疑問に感じる事はない人だとします。

Aさんにとっては一般論から外れた行動をする人というのは理解することが出来ず、常識のある人はそのように普通に行動するべき、と考えています。

一方Bさんは、自分で「これがいい」と考える事を優先するタイプの人です。Bさんにとっては周りの意見や行動は参考程度のもので、「自分がどうありたいか」を優先して生きる事に生き甲斐を感じるようなタイプの人だとします。

全くタイプの違う二人。。。実際の人間関係ではさらに複雑に考え方や価値観は変化しますが、この場合はAさんとBさん二人について書いてみたいと思います。

AさんにとってはBさんの行動というのはすごく自分勝手に感じてしまいます。

一般的な常識を基準にしているAさんには、Bさんの自分勝手な行動が理解出来ませんし、腹が立ってくる事もあります。

一方Bさんからすれば、自由な発想で行動する事に対してなんの違和感も罪悪感も感じていません。周りの人とも適度な距離感で付き合いたいと考えます。

この二人の場合、どちらが正しいという訳ではないと思います。

Aさんの言う「一般的な」というのはどの程度の一般的なのでしょう?

Aさんが考える「一般的」とBさんが考えている「一般的」には、相当差があるように感じます。

視点を変えてみると、Bさんから見たAさんの考え方というのはとても窮屈に感じるかもしれませんし、自分に行動力があることをBさんは誇りに感じているでしょう。

Aさんは真面目でとても周りとの調和を大切にする人なのでしょう。

Bさんは自分の個性を大切にしたいと思う人なのですね。

どちらも個性があって、素敵な人であることには変わりはありません。

問題はぶつかったときですね。

人間関係でこじれる時に距離感を保とうと思っても、感情的になるのは誰でも同じでしょうね。

それこそ「一般的には」ですが。

AさんとBさんは価値観や考え方が全く違うので、ぶつかってお互いに譲らないと結構激しいバトルになる事でしょう。

お互いに心理戦になるかもしれませんね。

それでも一方が絶対に譲らなかったら?

AさんはBさんに「あなたは間違っている」と指摘し、行動を改めさせなければいけないとまで考えてしまったとします。

Bさんにとっては指摘された事について自分なりの考えを持った人なので、それこそ「間違っているのはあなたの方だ」と逆に指摘したとします。

お互いに全く相手を理解しようと思っても理解できないのかもしれませんが、Aさんが一般的な常識にそこまでこだわるのは理由があるかもしれません。

過去のトラウマかもしれませんし、そのように生きてきた人だからそのように生きる事が当たり前だと思うからこそ、Bさんに対して「注意してあげている」という感覚しかないのかもしれません。

Bさんは自由な発想の人で、指摘される覚えはないと考えているとします。

BさんにとってはAさんの指摘は失礼なもので、とても嫌な感じがしているようです。

それでもAさんが助言してくれた、と思える事ならトラブルにはならなかったでしょう。

Bさんが一般論で話されることに抵抗があるのは、自分が過去に否定された事があるからかもしれないのです。

お互いに相手の心や潜在意識までは理解する事は不可能です。

それぞれが自分のものさしでしか判断していないかもしれず、相手を思いやっているつもりでも結果的に自分の価値観でしか判断していなかった事に後になって気がつくのです。

トラブルになった場合、それが相手の課題であるか自分の課題であるか、お互いの課題の共通の部分があって引っかかっているのか、揉めている最中は分からない事が多いです。

Aさんが気にしている事が課題になっている場合、Bさんの課題ではない事もあります。

Bさんの行動そのものが課題の場合、Aさんが絡まなくてもいいことかもしれません。

或いは両方の課題があってこの人生でお互いに出会っているなら、課題に気がついて自分の方を向けば、それぞれの課題は解消していきます。

あ、これは自分の課題ではないなと感じたら、絡む必要はないのです。

Aさんは他人には他人の目線があることを知る、という課題があるのかもしれませんし、Bさんには行動する時に周りの意見も聞く、という事を課題にしているのかもしれません。

【トラウマを抱えている場合】

ただ受け手側のトラウマが酷く、本来自分の問題ではない事を自分の課題だと思い込む、ということもあるので注意が必要です。

その場合、本来相手側の課題であるにもかかわらず、いかにも受け手側の問題であるかのように意図的に問題をすり替えて来られる事があるので、課題の分離が何よりも必要になってきます。

自分のトラウマに絡んでいる場合は、心を守るためにも相手の問題であると理解しているなら、スッと距離を取る事が必要です。

自分の問題ではない事を理解できるまでに時間がかかる場合もありますし、意図的に問題をすり替えられるような場合は、相手側と話し合いにもならない事もあるのです。

自分の心を守ってください。

話にならない、「あ、これは無理だ」と感じたら離れた方がいいようです。

いずれにしても、自分の課題を理解して自分なりの選択をしたら、その問題はもう必要ない事なのです。

同じようなパターンがやってきても「自分にはもうこのパターンは必要ないな」と分かってくるので、以前と同じパターンにならないように、少し過去と違う選択をしてみるとよさそうです。

AさんとBさんの場合は、ぶつかるよりもお互いに避ける方法を持つ方が程よい距離感が保てるのではないでしょうか。

今回は『課題の分離』について書いてみました。

なんでもかんでも全部、課題ではない事に気がつくことで楽になる事もありますね。

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