魂の目覚め
長い間、真っ暗なトンネルの中を彷徨っていたような…
自分だと思っていたものは、うわべだけのお人形のように何も考えなくなってしまった私でした。
一生懸命考えていても、必死で頑張ろうとしても『何か違う』。
そう感じ始めていたのは、もうずっと以前の事で…
心の奥底で私は叫んでいたのでしょうか。『違う。これは私じゃない。周りが期待している私の姿だ。』と。
自分に違和感を感じるほどのことになっていたのは記憶障害を抱えていたからだと今なら分かりますが、長年私は自分の違和感が何なのか、分かりませんでした。
自分なのに自分ではないような、妙な感覚でした。
何か大事なことを忘れているのではないかと思ったこともありました。
記憶が戻ったことで、私は本来表面化するはずだった怒りと悲しみの感情をダイレクトに感じて苦しい想いをしました。
そして、感情そのものを色々感じてはいるけれど、それが言葉になりにくいということも分かってきました。
例えば音楽を聴いたとして、感じたことを言葉で表現することが苦手だということです。
全く出来ない訳ではないので、少しずつ練習ですね。
過去を取り戻して、私は少しずつ本来の自分の感覚が戻りつつあります。
『あ、そうだ!これが私の感覚なんだ!』と言う感じです。
子供の頃に否定されたまま記憶が抜けたので、元の自分の感情表現や感覚が分からなくなったようです。
最近私はいわゆる『ゾーンに入る』ような感覚の時に、時間が止まるような感覚と同時に、自分を一歩外側の世界から視ているような感じがすることがあります。
ゾーンに入るとそうなるんでしょうか?
私の場合、そうなるとものすごく安心感に包まれて、自分の事に超集中します。
大天使ラファエルとお話しする時も、やはり似たような感覚になっているように思います。
私の意識は結構はっきりしているのに、俯瞰して視ている感覚が同時にあるような感じです。
これが大天使ラファエルではなく他の天使の声は、離れたところから声だけが聞こえてきます。
時々、近くに感じることもあるのですが、その時は向こうの景色なのかどうか、そのような景色や建物が一緒に視えることもあります。
普通に人と接している時、一緒にいてすごく安心感を感じたり楽しかったりする人と、特に話したことがなくても、なんとなく合わないな、と感じたりする事ってありますよね
その感覚は大体当たっているそうで、合わないと感じた人とは感覚的に違うところが多すぎるので、距離感を保ってお付き合いしたいものです。
お付き合いしたい人の事を考える前に…自分についてのイメージトレーニングで本来の目覚めた自分を引き寄せましょう。
私はどんな私でいたい?
私はどんな風に笑うの?誰とおしゃべりしていて、何をしてどんな気持ちになっている?
一人の時間をまったり楽しむ?
愛する人との幸せなひとときをどんな風に過ごしたい?
どんな人との会話を楽しみたい?
その自分が普段どんな風に過ごしていて、どんな仕事をして、何をして楽しむのか具体的に出てくるようになったら、その自分にすでになっているつもりで日常を過ごしてみます。
よく聞くイメージトレーニングなんですが、ワクワク楽しむことが大切です。
考えている途中に、「自分にはふさわしくないな」とか罪悪感のようなものが出てきたら、ワクワクする気持ちになるまでやってみても良さそうです。
或いはトラウマを抱えていることに気がついたら、無理をせずにまずは幸せになってもいいんだ、と言う許可を自分にしてあげてくださいね。
1日一回以上、少しの時間でもいいので自分に集中する瞑想タイムを作って、その時間は周りをすべてシャットアウトするようにします。
人間関係、お金の心配、過去のあれこれ、未来への不安など、とにかくすべて瞑想する時は横に置いておきます。
自分に集中しながら、安心感に包まれるのを感じられたらワクワクすることもイメージしやすいでしょう。
魂の領域の自分は輝いていて、周りの誰かと自分を比べたりしません。
本来の輝いている自分を知っているから、地上で生きていてギャップに苦しむ事があるのかも知れませんね。
そこに気がついたら行動してみましょう、本来の魂の自分に少しでも近づくように。