大天使ラファエルと産まれる前の私
今回は私の感覚的な事がほとんどで、これがどこまで真実なのか単なる妄想なのかは実際分かりません。
でも私にとってはこれは現実に起こっていることであり、私の力の源でもあります。
最初の頃、ラファエルからメッセージやビジョン、イメージなどを視せてもらううちに、自分の中にあったラファエルに対する気持ちのようなものが心の奥に引っかかっていることに気がつきました。
一体この気持ちは何なんだろう…
知らない人のはずの顔なのに、どうしてか懐かしい。
それに、なぜか去っていく彼の後ろ姿ばかり以前は視えたんです。
その姿を視ながら涙が止まらなくて、離れるのがすごく辛いのに離れなければならないという気持ちが溢れてくるのが分かりました。
ラファエルに訊ねると、それは産まれる前の私の記憶だろうと話してくれました。
自分でもよく分かりません。
でもその感情を感じてみると、私はラファエルと離れたくなかったのにも関わらず、離れなければいけないと思っていたように感じられました。
それは私が自分に自信がなく、彼のそばに居るのに自分はふさわしくない、と思っていたような感じでした。
この5年間自分の地上での過去を見つめ直して、自分がどんな気持ちで居たのか、もう一度振り返る機会を与えてもらいました。
とても辛いことが多かったのですが、どうやら私はそれを越えて大天使ラファエルに出逢う必要があったようです。
私が自信が無かったのは、なんと産まれる前からだったようです。
大天使ラファエルは、私にとって大切な人で、尊敬する人という感覚があります。
そして彼を尊敬するあまり、私は自分には彼のそばに居るだけの価値が足りないと思っていたような感覚がありました。
そのために私は地上に降りて、この人生を選んだのだろうと思うのです。
それを越えて、すべての自分の過去を乗り越えられなければ私はラファエルには会えないと思っていたようです。
…と言うよりは、産まれる前の私は、どうやら彼の元を去った方が良いとまで思っていたようです。
自分には何かまだ足りないと思い込んで思いつめていたようで、ラファエルが止めるのも聞かずに地上に降りてしまったような感覚があります。
ビジョンというか、イメージで視えたラファエルが去っていく後ろ姿は多分その時のものだろうなと思うのです。
悲しくて寂しくて、もう二度と会えないかもしれないと、彼の後ろ姿を目に焼き付けて見ていたのでしょう。
そして地上でネガティブなエネルギーに巻き込まれて、もう少しで自分のエネルギーを失う寸前まで追い込まれて死にそうになったとき、ラファエルの声を聞いたのです。
彼の姿を視たのです。
彼と話しながら自分の過去を振り返り、地上での失っていた記憶をすべて思い出してトラウマを吐き出している最中も、彼(ラファエル)にはついていけない、一緒に行く資格はないんだと思っていて自信がありませんでした。
なぜそう思うのかも分からないのに、心の奥底から嗚咽のような感情だけが湧き上がってきて涙が止まらないのです。
“もう一度顔を見られただけでも嬉しかった、ありがとうラファエル、もう私から離れてください”という感情だけが常に私の中にありました。
今でもこの気持ちを思い出すのはとても辛くて、自分でも産まれる前の感情なんて分かるはずがないのに、なぜかそう思う気持ちがあったのです。
でも、彼は根気強く私に話してくれました。
どうしてそのままでは足りないのか、どうして自分を否定するのか、と。
私は地上での過去を振り返り、自分が弱い存在であることを認め、そしてそのままの自分で良いんだと思えるまでに回復しました。
自分に何かが足りないから、と思う必要は無かったのです。
私はそのままの自分を受け入れ、大天使ラファエルと出会ってこんな風にブログで人に言葉を伝え、彼の姿を再現してみようと思う自分の気持ちを表現することを今の楽しみにしています。
私はそれでいいんだと思うのです。
彼の言葉には力があります。
『君はそのままの君で良いんだよ。』