覚醒とエンパス
いつ頃私が覚醒した事になるのかよく分からないんですが、ラファエルと話して、忘れていた過去や自分の気持ちを思いだして心の整理をするうちに、どうも高校生の頃に覚醒が始まっていたらしいことが分かりました。
身の回りに不思議な偶然の一致や正夢、デジャヴなどの他にも心に何か引っかかる気持ちがあることに気づいていました。
ちょうど高校生の頃、『どうして最近、長い髪の男性のことが気になるんだろう。』そんな気持ちが芽生え初めました。
何か、大切なことを忘れているような気がして、ふと木々のざわめきの中にいる時や、好きな音楽を聴くときに、心に引っかかる気持ち…。
なんだろう、早くなんとかしないといけない気がする。
一体何を?何を早く何とかしないといけないんだろう…。
そんな気持ちが20代中頃になるとますます強くなり、胸騒ぎばかり常にしていました。
以前ブログに書いたと思うのですが、私の家庭はとても争いが多い家庭で、私は常に両親に恐怖心を抱きながら生活していました。
もちろん昔は自分が恐怖心を抱いていることすら、分かっていなかったのですが…
大天使ラファエルの接触が始まった頃、私は特に母親との関係がかなり複雑になっていて、自分が母親の考え方に支配されていたことに気づいていない状態でした。
私はその頃混乱し、自分の考えがどれなのか自分という存在がなんなのか、分からなくなって鬱になりました。
そしてラファエルからの癒しを受けてから、私は子供の頃に受けた両親からの虐待や長年の支配によって、たくさんの記憶を無くしていたことを思いだしたのです。
とても辛い事ですが、受け止めて手放さなければなりませんでした。
このような感じでこれまでの人生を大まかに説明しましたが、実はエネルギーのレベルでも大変なことが私の身に起こっていたらしいのです。
まず、覚醒し始めたらしい高校生の頃から、私は不思議な感覚に襲われることがありました。
長い髪の男性…そして、早くなんとかしなければならないという感覚…。
これは今になって分かることですが、大天使ラファエルが必死になって私に呼びかけていてくれたらしいのです。
そして、『早く何とかしないといけない』という感覚は実は私の感覚ではなく、大天使ラファエルの感覚で、『早く接触しなければ、トラウマが大きすぎて、私(ラファエル)が降りるまでに持ちこたえられないかもしれない』と、彼が焦った時の感情を、私が受け取っていたらしいことを最近理解しました。
そして悪いことにトラウマが相当深かったので、特に母親との共感力が1番強く働いてしまい、私は自分の考えなのか母親の考えなのか、区別出来なくなるほど深く母に支配されていたらしいのです。もちろん、エネルギーレベルの話です。
私は強いエンパスの力を覚醒と同時に持ってしまったらしいのです。
私は混乱して自分が分からなくなり、ラファエルが言うにはその頃は『お母さんのコピーが出来るところだった。』ということでした。
ラファエルは、ひとつひとつ根気よく私に過去の出来事の時、どんな気持ちだったか問いかけてくれたり、日常の生活の中で私が忘れていた自分の感覚を思い出させるために、ゆっくりゆっくり私に話しかけてくれました。
私は自分の感覚と母の感覚をごちゃごちゃにしていて、母を基準にしてしか物事を考えられなくなっていたことを少しずつ思い出しました。
私は母親の理想の女性になろうとして、なれないことに絶望していたのです。
ラファエルは、母を基準にしなくてもいいと言うこと、それから私がどんな色が好きでどんなものに興味があるのか、細かいことまでゆっくりと私に尋ねながら私という個人の感覚を思い出させてくれました。
エンパスの力が表れたことで私は考えをコントロール出来なくなり、トラウマも深かったこともあり、ラファエルにこれまで自分探しというのでしょうか…導いてもらったお陰で自分を取り戻す事が出来ました。
まだ少し不安定で、実はここ最近切り離した母からのエネルギーを私が再び感じると、いきなり母のことばかり気になり出したり、過去に悩んでいたことをまたぐるぐる考えてしまうことがあり、それはどうやら長年母が私を支配していたエネルギーが、度々いまだに飛んできているらしいのです。
表だっては目に見えなくても、エネルギーレベルではこんなに飛んでいるものなんだと改めて体験し、その恐ろしさを身をもって知ることになり、たとえ肉親でも個人の領域を犯されると、こんなに恐ろしい事になるんだと言うことを理解しました。
そしてその上で私はもう母を恨まないし、私も幸せになるから母にも幸せになって怒りや妬み、憎しみを手放して楽になって欲しいという祈るような気持ちで過ごしています。
母のことを少しずつ手放し、大きな荷物を降ろしたような感じで、私が悩む必要が無いことは考えなくてもいいと言うことを大天使ラファエルに教えてもらい、少しずつ元気になっています。