エネルギーの渦
エネルギーや気の流れという言葉を、どこかで聞かれたことはあると思います。
目に見えないもので、私達肉体を持つ人間にとってはつかみ所の無い事のように思えますね。
私は自分が今現在体験していることをブログに書いていますが、体験するまでは人間や肉体を離れた人達やその他の色んな存在がエネルギーであることを、あまり意識することはありませんでした。
そして私達の思考や行動までも、普段気がついていないだけで実は色んなエネルギーの影響を受けていることに気づきました。
私達は普通、人の考えていることは分かりませんよね。
分かっても、『なんだか嫌な感じがする』とか『あ、なんか機嫌が悪そう』或いは『すごく感じの良い人』『一緒にいるだけで楽しい人』という感じで、ごく表面の感覚的な事だけしか分かりません。
心の奥底で考えていること、例えば妬み、悪意などがあったとしてもそれは普通分かりませんよね。(分かるときもあるけれど)
でも、私が体験していることを考えてみると、どうやらその心の奥底の考えや感情も、すべてエネルギーとして常に渦巻いていて、(これはよく本にも出ていますね。)何かしらの他人からのエネルギーの影響を誰もが常に受けているらしいのです。
そして自分自信も、他人に向けて何かしらエネルギーの影響を与えてしまっているのです。
そして、怖いのは影響を受けていることをお互い知らずに誰もが生きているということです。
そして、それは実は肉体を離れたあとも、そのようなエネルギーの影響をお互いに受けてしまっていて、肉体がある無しにかかわらず自分のエネルギーの状態を良くするように気をつけないと、エネルギーの奪い合いに巻き込まれてしまうのです。
ですから、まず最初に自分が何を出来るかというと、
『他人の感情に巻き込まれない。』
『自分の境界線をきっちり保ち、自分の出来る範囲を自覚する。』
『自分の価値観を信じる。』
『悪意を故意に人に向けない。』
『怒り狂う前に、自分の気持ちを言葉で上手く表現する。』
『皆、それぞれが違うということを認めて、お互い程よい距離をとる。』
『執着しすぎない。』
という感じです。
とはいうものの、誰でも心の奥には多少なりとも人を馬鹿にする言葉があったり、自己嫌悪の気持ちがあったりします。
全く何もないという人はいません。
仕方ないんです。自然に思ってしまうことまでコントロールする必要はありません。
しかしだからといって、何をしてもいいと言うことではありません。
自分の方に目を向けて、自分自身の人生を生きるということでしょうか。
少しスピリチュアルな視点からお話しますと、私が普段色んなエネルギーの感覚を感じながら生きていますが、やはり私のような存在にはべったりとくっついて離れない存在とか、やたらと罵声を浴びせてくる存在もいらっしゃるようで、私がそれに反応して感情的に引きずられると、一気にそう言う声ばかり聞こえてきます。
周波数が、合ってしまうというのでしょうか。
ところが、大天使ラファエルとお話しているときは、そのような声は全く聞こえなくなったり、遠くに聞こえたり小さく聞こえたりします。
その時の私の精神状態によって、合う周波数が変わるのでしょうか。
そして、特に人の多い場所に行くとやたらと疲れるのは、そういう場所には漠然とたくさんのエネルギーが入り交じって存在しており、先ほどのような悪意のある存在から、エネルギーを奪われているからなのですね。
大天使ラファエルは、もちろん人からエネルギーを奪うようなことはされません。
そして、瞑想などで彼のエネルギーを感じるときに嫌な感覚はまるで無く、フンワリとあたたかい感覚と力のみなぎったような感覚、人間で言うと元気な人から受けるような感じを受けます。
私達はひとりひとり、自分のエネルギーを保ちながら悪意を人に出来るだけ向けず、怒りを感じたら適当に発散して早く忘れる、言葉に気をつけるなどの工夫をして生きていくことが必要なのです。
そして、スピリチュアルな事に感心がない人でも違う世界からの声が聞こえなくても、お互い知らぬ間に影響を受け、与えながら生きているということを理解して気をつけなければなりません。
変わろうと思えば変われるのです。
人のことを変えようと思うよりも、まず自分が変わらなければ周りは変わらないこともあります。
問題は自分がどう考えてどう行動するかです。
例えば、悪意のある人からの言葉に傷ついて暴言で言い返すか、そんな人もいると思えるように何かしら自分の気持ちを変える行動をしてみるか。
変えるのは、変わろうと努力するのは、自分の意思しかないのです。