鬱と大天使ラファエルからの言葉
以前鬱を患っていた事で、大天使ラファエルには『とにかく好きなことをしなさい。何でもいい、眠りたかったら眠る。遊びたかったら遊ぶこと。好きなものを食べて、嫌なことはしないこと。』と言われました。
鬱の時は眠ることすら辛い。トイレに行くのもご飯を食べるのも、お風呂に入るのも辛い。
ひどいときには呼吸をすることすら辛く感じるのです。
呼吸が止まってしまうのではないか、と思うほどゆっくりとした呼吸しか出来なくて、このまま止まってしまうのではないか、とも感じます。
それは自分のやりたいこと、したいことを優先させずにずっと我慢してしまった結果、自分のエネルギーが枯渇してしまう寸前まで来ている状態なんだそうです。
やりたいことがあれこれあって、これをやりたい!あれがしたい!と思えるというのは、自分のエネルギーが湧き上がるからこそ、出来ることなんですね。
よく、ツイッターで見かけるのが、
『鬱で仕事を休んでいるのに、遊びには行けるんだな』
と、嫌味を言われた、というのがあるのですが、実は逆で遊びに行けるくらい、やっと回復してきたという事なんです。
そりゃあそうですよね、遊びにも行けないのに仕事が出来るほどのエネルギーが残ってるはずがありません。
そんな時は『遊びに行けるくらい回復したんだ』と思いましょう。
私が大天使ラファエルの声を聞き始めた時、私は鬱で一日中ほとんど寝ている生活でした。
実際、寝るのも辛くて、寝ても寝ても疲れがどんどんたまっていく感覚で、起きてもいられず気持ちばかりが焦ってしまい、悪循環を繰り返している最中でした。
私は大きなトラウマを抱えて自分に自信が無くなり、人の顔色ばかり見て自分のやりたいことも分からなくなってしまっていました。
そんな時に、大天使ラファエルからの声を初めて聞いたのですが、最初に書いた通り、彼は『自分のやりたいことを否定しないこと』と、まずそれを毎日実践させるように話しかけてくれました。
何でもいいんです。何を食べたいか、何を飲みたいか、眠いか、起きていたいか、それをまず私に考えなさいと話してくれました。
私は特に母親からの影響がものすごく強く、長年母親のネガティブな言葉に影響されすぎて、恐怖心のあまり自分が母親と違う考え方をすると、また叱られるのではないかと無意識に思うようになってしまっていたのです。
それは違うでしょ?
それはこうしなさい。
この方があなたらしいから、こうしなさい。
こういう言葉を物心つく前からずっと聞いているのと、暴力を振るっていた父親に対しての暴言の中で育っていた私は、自分の意思を無視して生き続けた結果、鬱になったのでした。
毎日の生活で自分が何をしたいと思っているのかをまず優先させるのは、ラファエルが言うには、リハビリのようなものらしいのです。
そうやって、自分の意思を少しずつ人に、特に無意識に恐怖心を持ってしまうような人に対して言えるようになること。
これが私の鬱のパターンに対する、大天使ラファエルの『薬』のようなものです。
人によって鬱になる原因がそれぞれあるはずです。
特に人に対して気を遣うのが当たり前、とされる私達日本人は、鬱になる可能性がものすごく高いらしいのです。
それぞれが自分勝手にというのではありませんが、自分の意思を人に伝えてお互いにそれならどうすれば一番良いかな、と考えられる関係こそが、全体の調和に繋がるのではないのかなと思います。
病気はどんな病気でも辛いものです。
精神的なストレスをためないようにすることが、一番の健康への近道なのかもしれませんね。