心の砦を強化する
自分と他人との心の境界線
『自分はこうありたい』
『自分はこれでいい』
『人は人、自分は自分』
など、心の中で自分を肯定出来ていますか?
周りの人の言葉や態度が気になって、緊張したり常に顔色を見ていませんか?
もし読んで下さっているあなたが、周りの誰かの言葉や態度に怯えて毎日を過ごしていらっしゃるなら、きっとお役に立てる言葉があるはずです。
大天使ラファエルがアドバイスを下さった事をシェアしようと思います。
私達は、心の中で自分と他人との区別を自然にしています。
それは、「自分はこう」「相手はこう」という心の境界線があるからです。
意識しなくても普段していることなので、実は「出来ていて当たり前」だと思っているでしょう。
でも実は、その心の境界線の厚さには個人差があります。
境界線が元々厚くて、他人との区別をキッチリされている方は周りの人が怒っていようが貶してこようがびくともしません。
「自分はこうだ」という意識が強いのでしょうね。
一方で心の境界線が薄い人にとっては、常に周りの人の意見や態度を気にしながら過ごすことになってしまいます。
自分の意見や意思が無いわけではないのに、周りの意見や態度に流されやすい。
そういう場合に、大天使ラファエルがアドバイスしてくださった事があります。
大天使ラファエルメッセージ
大天使ラファエルよりメッセージ
『心の中って、自分だけの家があるようなものだよ。
誰も入ってくることが出来ない、自分だけの砦なんだよ。
その家はね、ある人にとってはすごく頑丈で、家の外が嵐になろうが台風がこようがびくともしない。
その人は自分だけの心の砦が頑丈だから、安心して自分らしく過ごせる。
でもまた違うある人にとっては、その家はすごく薄くて脆くていまにも崩れそうで…それなのにわざわざ窓を開けて、外の様子を伺うんだよ。
嵐がひどいかもしれない。ケガをするかもしれないのに、窓やドアを開けて外の様子を確かめる。
もちろんこれは、心の中の話だよ。
自分と他人との境界線が薄いと言うのは、自分の心の中の家が脆くて薄い状態と同じ事だよ。
「自分はこれでいい」と思えないから、家の外を何度も何度も確かめないと不安で仕方ないんだ。
人の意見を聞いて自分の行動の参考にする事と、周りの意見に流される事とは違うよね。
周りに合わせることが必要な時はあるけれど、必要以上に周りを意識するときは、自分の心の中の家を強化しておくと楽になるよ。
頑丈で、心の中の家の外が荒れていようが自分は安全な場所に居て、常に落ち着ける空間なんだと意識するようにする事。
どういう事かと言うと、人の意見は人の意見、自分の意見は自分の意見だとまず思ってみること。
例えば自分に関係の無い事で相手が勝手に怒っているという場合、「この人は怒りたいんだな。」ということを自分の気持ちと切り離して観察するようにしてみるといい。
簡単に言えば、『怒りたい人は怒りたいから怒っているんだな、と心の距離を取る事』ということだよ。
君は、怒っている相手と一緒に怒りたいのかな?
それとも、心の中の安全な自分だけの砦の中で、心の平安の中で過ごしたいかな?
怒っている人の感情に流されないためには、わざわざ自分の心の家の窓を開ける必要はないよね。
そんな状態で窓を開けるということは、相手の怒りの感情の矢に、わざわざ当たりに行くようなものだよ。
「あぁ、この人は怒りたいんだな。」
「何を怒っているんだろう?」
位で良いから、自分は心の家の扉を閉めて自分の事に集中すればいい。
これはね、物理的な距離を相手と取れないけれど、出来れば心の距離を取りたい人が身近にいる場合にとても有効だから試してみて欲しい。』
ということでした。
特に最近は、家族皆が家で一緒に過ごすことが多いので、物理的な距離を取りにくく、ケンカになりやすいのです。
心の距離を取るようにする事と、イスひとつでも、部屋の隅でもいいので、自分だけの物理的な居場所を作っておく事もオススメします。
寝る前のお布団の上もいいですね☆
心穏やかな毎日を過ごせるように、毎日を創り出していきましょう。