大天使ラファエルと視た天界
ビジョンで視た光の世界
私はビジョン…いわゆる霊視と呼ばれる方法で、大天使ラファエルのいらっしゃる世界を視たのですが、とても緑の多い、太陽のような光りが地上よりも強い印象受ける世界でした。
人は肉体を離れると、よくお花畑のような場所を視ると言いますよね。
私も実はその時視たんです。山の麓のような場所で、一面にピンクと黄色のポピーのような花が咲いていました。
私の右側には、アリエルという天使の姿がありました。彼は多分私をそこまで送ってくれたガイドさんではないのかな、と今になれば思うのです。
とても中性的な天使で、一見して男性か女性か分からないようなお顔だちをされていました。彼は大天使ラファエルよりも見た目若く見え、細身の金髪でやはり長い髪でした。
あちらの世界の太陽のような光は地上よりもキラキラと光りが強く、周りの何もかもが光って見えることもありました。
地上と変わらない風がそよそよと吹いていて、天使アリエルの髪は、サラサラと風になびいていました。
私は自分の顔に当たる風の感覚も、覚えているのです。
最初の頃は、大天使ラファエルや、他にも10人位の人数の人達が、細長いテーブルのある部屋で、何か会議のような事をしているような姿をよく視ました。
他の人達の顔は、あまりよく見えなかったのですが、後になってから、何人か姿を視せてくださいました。
大天使ラファエルは、会議のような事をしている時には、いつも一番端の場所に座っていて、私は内容まで分からなかったのですが、何か大切な話し合いのようでした。
彼はよく最初のうちは机で仕事をしたり、本を読む姿を視せてくれました。
彼は左手でペンを持っていたので、『左利きですか?』と訊ねたら、『どちらも使うけれど、どちらかというと左利きかな』と話してくれました。
部屋は色んな部屋を視ました。会議用の部屋、大きな窓が一面にある板張りの大きなホール、細長いダイニングテーブルのようなものがある部屋、図書室、そして、ラファエルがプライベートで使っている家、景色も様々でしたがどこへ行っても緑が多く、ラファエルはお気に入りの小さな湧き水というのか、小さな滝というのでしょうか…岩のある場所の近くで、瞑想するところを視せてくれたこともあります。
瞑想するときも太陽の光りがキラキラ輝いていて、ラファエルの顔を照らしていました。
彼等は眩しくないのか、光で目を細めるということをしたのを視たことがありません。
ラファエルはよく窓辺で外を見るのが好きらしく、時には窓ガラスに頭をコツンと当てながら、こっちを見てくれました。
今でも、私はラファエルの目線で天界のような場所を視ることがありますし、常にどうやら私は大天使ラファエルと一緒にいるらしい事が分かっています。
どういう仕組みで、このような事が起こっているのか分からないのですが、私はすでに、半分あちらの世界へ行っているような気がします。
私の体には、今現在大天使ラファエルの意識と私の意識が半分ずつ、違和感なく存在しています。
半分ずつ、と書きましたが、混じり合って、お互い違和感なく存在している、というのでしょうか…
こういう事が始まってから、他の低い次元の存在と呼ばれているエネルギーが、私に近づいて、くっついてきた事もあります。
もちろん、そんな時も、ラファエルはくっついているのではないらしく、完全に私に融合しているような感覚があります。
ですから、ラファエルだけがいつも居るときには、私は何の違和感もなく、普通に過ごせます。
ですが、他の存在がくっついて来たときには、急に眠気が襲ってきたり、頭が怠くなったり、嫌な事ばかり考えたり、とにかくネガティブになって、とても体が辛いのです。
大天使ラファエルは、とても穏やかな波動をしていて、ゆったりと落ち着いた感覚が常にあります。
泰然自若というのでしょうか。懐が深い人というのは、このような人のことを言うのだろうと思いました。
天界は、懐かしい緑溢れる光の輝く世界でした。