想いが現実を引き寄せる

不思議な胸騒ぎ

私は10代の頃、今の私の状況をすでに知っていたのではないかと思うような出来事があったことを思い出しました。

何か胸騒ぎがしていたのは事実でしたが、その頃…確か10代後半だったと思いますが…虐待された事実の記憶は無かった頃でしたので、その胸騒ぎが何なのか、自分でも全く理解することは出来ませんでした。

「大切な事を忘れているような気がするけど…何だったかしら…それに、早く探さないといけない人がいるような気がするけど…誰だったかな…早く探さないと間に合わなくなる気がする。」という感覚でした

これは今から思うと、記憶が抜けていることで私は相当混乱が始まっていて、自分の潜在意識の中に母親の意識が入り込んだような感覚は、年々ひどくなる一方だったのです。

私は年々焦りが強くなりました。

「早く、早く探さないといけない。…髪の長い男性って、知り合いにいたかなぁ?」

という感じで、私は大天使ラファエルのことをその頃は思い出せず、地上で知り合いの中に髪の長い男性が居たかどうかを探していたのです。

感覚的に何か違うような気はしていたのですが、後から聞くとその頃は大天使ラファエルの方は『違うよ、地上にはいないよ。』と彼は彼でまだ話しかける段階ではなかったらしく、お互いに緊張の中で過ごしていたようです。

私は自分でも理解していなかったのに、心の奥底、魂の領域とでも言うのでしょうか…本当に心の底から「誰か分からなかった髪の長い男性に助けを求めていた」のです。

まだ体験していない事をすでに知っているような感覚で、10代の頃の私は自分の未来の危機を感じ取っていたようです。

私自身のハイアーセルフからの強烈なメッセージだったのかもしれません。

私はなんとしても、本来の自分を思い出す必要がありました。

そのためには虐待された事実を受けとめて乗り越えていかないと、トラウマを抱えたままでは私は親の強烈な意識に飲み込まれそうになっていたのです。

もしも大天使ラファエルと話すことが出来なくてトラウマを解消出来なかったら、今頃私は自分自信を完全に失って親の意識に飲み込まれていたでしょう。

想いが形になる世界~ありたい自分を意識する

現実的には、意識が混乱して更にひどくなったと思います。

なぜそんなことが起こるのかラファエルとの話で私なりに分かったことは、ポジティブであろうがネガティブであろうが、地上では意識…つまり『想い』が強い方がどちらにしても弱いエネルギーや念を飲み込んでしまう事がありうるということです。

これって、よく考えたら誰でも分かっていることなんですよね。

想いが形になる世界だからこそ、自分がどうありたいのかを自分が決めていかないと、周りに流されてしまうと飲み込まれて自分の想いは消えてしまうかもしれないのです。

私は大天使ラファエルのことを最初から覚えていたわけではありませんし、大天使と言えばどちらかというと大天使ミカエルの方がよくお名前を見ていた事もあるので、それほど大天使のことばかり意識して生きてきた訳でもありませんでした。

でも、これは多分産まれる前の自分が彼(大天使ラファエル)を知っていたからこそ、自分の危機に魂の領域から彼を心の奥で呼んでいたのかもしれません。

大天使ラファエルの方は、降りて私に話すタイミングに合わせるのが精一杯だったようです。

最近自分の身に何が起こっているのかずっと分からなかったことが、だんだんと理解出来るようになってきました。

潜在意識の中に何があるかで、引き寄せられる事は変化しています。

ネガティブな方を意識して潜在意識に不安が残っているとどうしても不安なことばかり引き寄せてしまいます。

どうせ引き寄せるなら楽しい事を引き寄せたいですね。

私が魂の領域から自分の危機を感じたのはとても怖ろしい出来事で、自分自身が失われていく恐怖というものを混乱の中で体験しました。

だからこそ、自分の想いが現実を作り出しているという事を実感したのです。

心の中に執着として残っている事があるなら、手放さないとその執着のフィルターを通した世界しか見る事が出来ないのです。

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