価値観の違う人との接し方
誰かと考え方や価値観が違っていて意見が食い違ったり、自分の意見を馬鹿にされたりする事ってありませんか?
相手は当然のように自分の考えを押しつけてきますし、それが当たり前だと思うのでしょうね。
精神的にマウントして来る人もいます。
それは会社の人間関係以外にも、家族関係でそういう事が結構あるんです。
実はうちもそうです。
これは私の場合は、自分の生まれ育った家もそうでしたが、人間関係の勉強をするために、同じような人間関係のパターンを結婚相手に無意識にわざわざ選んでいるようです。
うちの旦那さんは、買い物は安ければ安いほど特をすると考えるタイプで、私が値段が高くても良いものを欲しいと思うのに対して、
「どうしてそんなに高い物をわざわざ買うの?」とすごく怪訝な顔をして、ひどいときにはボロクソに言われます。
私はそういう時、旦那さんの言葉が怖くて言葉にのまれてしまうタイプでした。
ボロクソに言われると余計に怖くて、たまに言い返したとしても、口の立つ彼にかなうはずがありません。
何しろ私がひとつ返しても、10個位軽~く返ってきます。
終いにはいつもビクビクして、旦那さんの言うことの方が最もだと思うようになってしまっていたのです。
鬱になりました。
大天使ラファエルとの会話の中で、そういう事もアドバイスしてもらったので書いてみようと思いました。
大天使ラファエル
『旦那さんのことが怖いんだよね。言葉がキツい人のことは怖くて当たり前だよ。
わざわざそういう風に向こうは話してるんだから。
でもね、怖いのは分かるけど、君は自分には自分の考えがあることを忘れているんじゃないかな?
誰にでも価値観があって、それは身近な人と同じとは限らない。
たとえ家族であっても、価値観が全く違うと話にならないこともあるんだから。
高い物を買ったことを君が旦那さんに叱られたり嫌味を言われるとき、君は心の中でどう思ってる?
相手の言葉にのまれてしまうから、その言葉が最もなように感じるだけだよ。
だって、君はその高い物は価値があると思うから買ったんだよね?
それは君の価値観だよ。
そういう時は、「私はこれで良いと思う。」という気持ちを、無くさない事だよ。
相手には相手の価値観と考えがあるよね。同じように君にも価値観や考え方があるんだ。
だから、意見が合わなくても気にしなくても良いんだよ。
「あなたはそうしたいんですね、私はこういう考えです。」で良いんだよ。
自信持って。』
ということでした。
彼にアドバイスを貰いながら、私は旦那さんに「そんな高い物」と言われた時などに、こんな風に言葉を返しました。
「うん。値段は高いけど、私はこれが欲しかったし、私には価値があることだから。
あなたが気に入らなくても、これは私が決めたことだから。
私はこれが良いと思うから買ったの。」
つまり、早く言えば
「あなたの意見は必要ないですから。」ということです。
…わざわざそれは口にしませんけどね。
そうやって、「あなたの意見は必要ない」と思うことで、自分と相手の間に境界線を引くんですね。
そうやって相手の言葉にのまれないようにしました。
…で、旦那さんは…
びっくり、私がそんな風に返したことで、なぜか旦那さんはあまり値段の事を言わなくなってきましたよ。
私がそういう価値観の人なんだと理解してくれたようです。
そうなると、相手との距離感が適度に取れるようになり、すご~く楽です。
何回か、そんな風に「自分はこうしたい」と言う発言をして練習をしてみると、普段も自然に自分の意見を言うようになります。
相手の言葉にのまれているときは、相手にエネルギーを奪われるように気力が萎えてしまっていました。
それは、自分の価値観をちゃんと周りに伝えていなかったから、無意識に
「自分は何も言えない」と思い込んでしまい、どんどん負のスパイラル状態に陥るんですね。
いかにその負のスパイラルに陥らないように、人間関係のパターンを変えていくか、で自分の気力も蘇ってきます。
今では旦那さんが機嫌が悪くても、「あら、何か怒ってるのね。しばらく放っておこう。」と思えるようになりましたよ。
そっとしておけば、ご機嫌も良くなって来ますから。
マウントするタイプの家族が勝手に怒っているときは、これがオススメです。
最初に会話のパターンを変えるときは勇気が要るかもしれませんが、一旦出来ればこっちのものです。
『怖がらなくて良い。』と大天使ラファエルはよく言ってくれたものです。